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【CSS】スマホサイト用にレスポンシブな横スクロールのメニューを設置する方法

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eye_20160815

スマホサイトといえば三本線の「ハンバーガーメニュー」が定番ですが、最近ではメニューを表示したまま横スクロールさせるサイトも見かけるようになってきました。

タップしなくてもメニューが表示されているので、ハンバーガーメニューよりも気付いてもらいやすくなるかもしれませんね。

でも「横にスクロールするよ」っていうのが分かりやすくないと、隠れている部分に気付かない人もいるかもしれません。

ということで、ユーザーが分かりやすく、使いやすいレスポンシブな横スクロールナビゲーションを作ってみたのでご紹介します。

HTMLとCSSだけなので簡単ですよ♪

横スクロールメニューって何よ?

まずはどんなメニューを作るのか見てください。
PCだとこんな感じの普通のメニューです↓

20160815a

そしてウィンドウの幅が狭くなると、横スクロールするようになります。
スマホで見るとこんな感じ↓

20160815b

どうですか?良い感じでしょ?
右側に固定のアイコンを置くことで「こっちにまだあるよ〜」と隠れている部分に気付いてもらいやすくしています。

appleのサイトでも横スクロールのナビゲーションが使われていますね↓

20160815c

では早速やっていきましょう。

横スクロールメニューの設置方法

HTML

コードは単純なので難しくはありません。
HTMLはこちら↓

<div class="nav-wrap">
  <div class="scroll-nav">
    <ul>
      <li><a href="#">メニュー1</a></li>
      <li><a href="#">メニュー2</a></li>
      <li><a href="#">メニュー3</a></li>
      <li><a href="#">メニュー4</a></li>
      <li><a href="#">メニュー5</a></li>
      <li><a href="#">メニュー6</a></li>
      <li><a href="#">メニュー7</a></li>
    </ul>
  </div>
  <div class="next-btn">></div>
</div>

「<div class=”next-btn”></div>」この赤い部分が右側に固定して表示するやつです。
今はサンプルなので簡単に にしてますけど、アイコンフォントとか使っても良いと思います。

CSS

続きましてCSSがこちら↓

.nav-wrap {
  position: relative;
}
.scroll-nav {
  width: 100%;
  background: #555; /* メニューの背景色 */
  overflow-x: auto;
  -webkit-overflow-scrolling: touch; /* 慣性スクロール */
}
.scroll-nav ul {
  max-width: 1060px; /* メニューの最大幅 */
  min-width: 770px; /* メニューの最小幅 */
  height: 40px;
  line-height: 40px;
  margin: 0 auto;
  list-style: none;
  padding-right: 25px; /* 右側の固定分余白を空ける */
}
.scroll-nav ul li {
  float: left;
  width: 110px; /* メニューの個別の幅 */
  text-align: center;
}
.scroll-nav ul li:hover {
  background: #222; /* マウスホバー時の背景色 */
}
.scroll-nav ul li a {
  display: inline-block;
  color: #fff; /* メニューの文字色 */
  text-decoration: none;
}
.next-btn { /* 右側に固定する部分 */
  position: absolute;
  top: 0;
  right: 0;
  width: 25px; /* 固定部分の幅 */
  height: 40px; /* メニューの高さに合わせる */
  line-height: 40px;
  background: #fff;
  color: #555;
}
@media only screen and (min-width: 771px) { /* PCサイズでの指定 */
.scroll-nav ul {
  padding: 0;
}
.scroll-nav ul li {
  width: 14.2%; /* メニューの個別の幅 */
}
.next-btn {
  display: none; /* 右側の固定部分を非表示 */
}
}

これで完成なんですけど、上記のCSSはメニューの数が7つの場合で調整しています。
下から6行目のコードでメニューの幅を調整できます↓

width: 20%; /* メニューの個別の幅 */

これがメニュー4つで25%、5つで20%、6つだと16.66%になります。
メニュー全体の幅と、メニュー個別の幅はサイトのデザインやメニューの数によって調整してください。

あとは背景や文字色を変えればもっと良い感じになると思います(^^)

メニューにボーダーで区切り線を入れたい場合

メニュー同士をボーダーで区切りたい場合はCSSの「隣接セレクタ」を使うと簡単です。
隣接セレクタは簡単に言うと2番目以降の要素だけにCSSを適用することができます。

まずはこのようにボーダーで全て囲む場合↓

menu-border-b

CSSはこのようになります↓
一度メニュー全ての左右にボーダーを引いて、隣接セレクタで2番目以降だけ左のボーダーを無効にしています。

.scroll-nav ul li {
  border-left: 1px solid #fff;
  	border-right: 1px solid #fff;
  box-sizing: border-box;
}
.scroll-nav ul li + li {
  	border-left: none;
}

次に左右の端はボーダーを引かない場合↓

menu-border-a

CSSはこれだけです↓
2番目以降のメニューの左側にボーダーを引いています。

.scroll-nav ul li + li {
  	border-left: 1px solid #fff;
  box-sizing: border-box;
}

「 box-sizing: border-box; 」でボーダーの幅もwidthの指定内に含まれるようにしているのもポイントです。区切り線を入れたい方は試してみてくださいね。

まとめ

実は先日「STINGERのヘッダーメニューをスマホでも表示したままにしたい」というコメントを頂いたので作ってみました。

今度はこれをSTINGER7に実装する方法をご紹介したいと思います。

ではまた〜♪

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comment

  1. パルック より:

    DICE様

    いつもお世話になっております。
    記事に取り上げて頂きありがとうございます。

    ハンバーガーメニュー以外のデザインも可能なんだと希望が持てました。
    STINGER7での実装方法も楽しみにお待ちしております。

  2. はる より:

    脱ハンバガーメニューをしようと考えていたので、とても参考になりました。

    一つ質問ですが、横スクロールタイプのナビゲーションにドロップダウンメニューを追加するのは可能なのでしょうか?

    • DICEDICE より:

      コメントありがとうございます!
      不可能ではないと思いますが、ややこしくて実用的ではないかもしれません(^^;)

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