Instagram(インスタグラム)の「ネームタグ」皆さん使ってますか?前回の記事ではオリジナルのネームタグを、無料の写真加工アプリで簡単に作る方法をご紹介しました。
デザイナーさんとかだと印刷物などに「ネームタグも入れて欲しい!」という要望を受けることがあるかもしれません。
小さい印刷物ならアプリ上で作った画像でも使えそうですが、大きなサイズで印刷するには解像度が足りないので、“自作のネームタグでも使えるのか?”を検証してみました。
自作したオリジナルのネームタグも使えるのか?
ネームタグは簡単な画像認証で行われているようなので、色々試してみた結果自作のネームタグも使えることが分かりました。制作時のポイントは以下の通り。
アイコンと大文字のアカウント名があればOK
最低限、アイコンと大文字のアカウント名があれば認識可能なようです。
4隅にある丸っこい枠はなくても大丈夫。
使えるフォントは限られる
手持ちのフォントで色々試しましたが、アプリ上で作る時のフォントと似ている形じゃないと上手く認識しませんでした。
ゴシック体で線が太く、文字の幅が細めだといけるようで、商用でも使えるフリーフォントだとBebas Neueの認識率が高めでした。
この記事のアイキャッチにしているこちらの画像は実際にBebas Neueで作ったものです。スキャンするとInstagramの公式アカウントが出ると思いますが、最近はリリース当初より画像認識の精度も良くなったみたいで「INSTAGRAN」さんが出ることが多いです(笑)
背景はゴチャゴチャさせない
上の画像はネームタグの下に白い背景を置いて少し透過させていますが、これをもっと透過させるとスキャンできなくなります。背景と文字がちゃんと区別できるように作る必要があるようです。
例えばあまりゴチャゴチャしていない空の画像とかであれば、背景なしでもネームタグを置くだけで認識できますが、複雑な背景の場合は認識しやすいように余白を作る必要があります。
背景やネームタグの色は変更できる
背景色は基本的にどんな色でもオッケー。「黄色の背景に赤のネームタグ」とかでも認識されました。コントラストがはっきりしていれば大丈夫なようです。
ただ「白のネームタグ」は認識されませんでした。コントラストがはっきりしていてもネームタグ自体が白だとスキャンできないようです。
印刷物に使う場合はサイズに注意
例えば名刺など小さい印刷物にネームタグを掲載する場合、QRコードなどと同じように小さいサイズで載せてしまうと認識できなくなってしまいます。
最低でも20mm×20mmぐらいはないと認識してくれないので、名刺やフライヤーなどにネームタグを使う場合は注意しましょう。
Illustratorのライブトレースが確実
先ほど紹介した「Bebas Neue」のような類似フォントだと、ユーザーネームによっては全く認識できない場合があります。逆にすぐ認識してくれる場合もありますが。
そんな時はIllustratorを持っている方は画像からライブトレースでベクター化してしまったほうが確実です。ライブトレースしたものだと全く問題なく認識してくれました。
工夫次第で色々なネームタグを作れそう!
というわけで割と自由にネームタグを作れるので、印刷物なんかにも十分に使えそうですね。他のフォントでも読み込めるものがあると思うので探してみるのも良いかも。
オリジナルのネームタグを作ろうとしている方の参考になれば幸いです。
ではまた〜♪
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