SNSのシェア数を表示できてサイトの高速化もできる便利なプラグイン「SNS Count Cache」ですが、管理画面の「シェア数」を見るとTwitterだけ N/A となっていて上手く取得できていません。
実は2015年11月にツイート数を取得するAPIが廃止されてからTwitterのシェア数だけ表示ができなくなりました。
一時はWeb業界が騒然となったこの問題ですが、今は別の方法でツイート数を表示することができるようになっています。
Twitter公式のサービスではないのでまた突然サービス終了なんてこともありそうですが、自分でプログラミングするのも大変なのでありがたく利用させてもらいましょう。
【追記:2016.11.28】
「SNS Count Cache(バージョン 0.10.0)」は現在(2016年11月)有効にしただけだとTwitter、Facebook、Pocketのシェア数が表示されません。シェア数を復活させる方法はこちらの記事を参考にしてください↓
「widgetoon.js & count.jsoon」に登録
digitiminimi Inc. という日本の会社が提供してくださっているサービスを利用します。
まずは下記の登録ページから、ツイート数を表示したいサイトのURLと、適当なメールアドレスを入力して登録します。
登録ページ
widgetoon.js & count.jsoon
「サイト登録」のボタンを押すとこの画面に↓
登録処理に1〜2営業日かかるようです。
僕の場合は金曜に登録して登録完了のお知らせメールが来たのは月曜でした。
メールに記載されているURLにアクセスすると以下のようなユーザーページにアクセスできます↓
Twitterアカウントを連携させる
下記の案内にあるようにTwitterアカウントを連携させるとツイートの収集速度が上がり、登録以前のツイート数も収集できるようなので連携しといたほうが良さそうです。
ユーザーページのTwitter連携のところにある「連携する」をクリックします↓
連携認証の画面になるので「連携アプリを認証」を押しましょう↓
連携が完了したらユーザーページを確認してみましょう。
「クロール」のところが変わりました↓
ツイート収集が「稼働(SLOW)」から「正常稼働中」になっています。
全ツイート回収も「無効」だったのが「回収予定」が表示されていますね。
全てのツイートを回収するのは数日かかるようです。
これで「widgetoon.js & count.jsoon」の設定は完了です!
SNS Count Cache のファイルを修正する
「SNS Count Cache」のツイート数を復活させるためには、プラグイン内部のファイルを少し修正する必要があります。
修正するファイルは以下の場所にあります↓
/【WordPress本体のディレクトリ】/wp-content/plugins/sns-count-cache/includes/class-share-crawler.php
FTPソフト上で直接編集できたりもしますが、一旦ローカルのPC上にダウンロードして、修正してから再びサーバー上にアップした方が編集しやすいと思います。
ファイルを見つけたら155行目辺りにあるコードのURLの部分をこのように変更してください↓
class-share-crawler.php(修正前)
http://urls.api.twitter.com/1/urls/count.json?url=
class-share-crawler.php(修正後)
http://jsoon.digitiminimi.com/twitter/count.json?url=
ファイルの修正が完了したら、WordPress管理画面の「SNS Count Cache」を確認してみましょう。
たぶんすぐにはキャッシュされていないと思います。
待っていればそのうち自動的にキャッシュされますが、「キャッシュ状況」画面の右側にある「Cache」ボタンを押すとすぐにキャッシュさせることができます。
ということで当ブログでも無事にTwitterのシェア数が表示されました\(^o^)/
SNS Count Cache の「シェア数」の画面も数字が復活しています↓
まとめ
今回は「SNS Count Cashe」での利用方法をご紹介しましたが、自作のシェアボタンなどにも応用はできますので興味ある方は挑戦してみてください♪
ではまた〜♪
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